よく嘘をつく

夫婦として共同生活を送っていると、互いに相手の様子がよく見えますので、相手の考えていることがわかったり、行動を予測できるようになってきます。

そもそも夫婦であるのですから、相当に緊密な関係になっていることは当然であると言えます。

そうしたことから、相手に知られたくないことを行ったり、それを続けていくためには、相手に嘘をついて都合の悪い事実を隠すことになります。

そうした嘘が通用していると、次第に平気で嘘をつくようになります。

夫婦において重大な問題となる「不倫・浮気」「隠れた借金」などは、相当に注意を払わなければ、相手に事実を知られてしまいます。

そのため、そうした都合の悪い事実を知られたくなければ、相手に嘘をついて事実を隠ぺいすることになります。

このようなことから、嘘をついていたことが問題となるのは、平常時の生活においてではなく、不倫などの事実が夫婦間で問題として発覚したときです。

不倫などの問題が発覚すると、問題となる行為をされていた側は、相手に対し不信感をもち、よく嘘をつくという印象を強めます。

夫婦の間に起きた問題について二人で話し合って誓約書を作成するときには、『嘘をつかない』という事項が含まれることが見られます。